「結局、現在形って何?」「現在形と現在進行形は何が違うの?」と思っている英語学習者の方は少なくないでしょう。
僕が思うに、「現在形」っていう名前が良くない!(笑)諸悪の根元は名前だと思っています。
今回は、普段から僕が現在形について説明するときに一番納得してもらえる考え方をご紹介したいと思います!
現在形の本当の意味
「現在形とは現在のことを表すときの時制です。」と言われても、これでは何のことかさっぱりわかりませんよね(笑)
僕が「現在形とは何か?」と聞かれたら、こう答えます。
“普段形”
読んで字の如くです。「現在形は、過去も現在も未来も含めた普段のこと」って考えれば全て片付きます。
例えば、
I play the guitar.
私は(普段)ギターを弾きます。
I don’t watch TV.
私は(普段)テレビを見ません。
I take a shower every morning.
私は(普段)毎朝シャワーを浴びます。
試しに「(普段)」となっているところを仮に「(現在)」に置き換えると、
私は(現在)ギターを弾きます。
私は(現在)テレビを見ません。
私は(現在)毎朝シャワーを浴びます。
これだと、普段のことなのか、現在進行中なのかが明確じゃありません。これが現在形と現在進行形がごっちゃになってしまう原因です。
まずは、「現在形は普段からやっていることを言うときに使う時制」であると理解しておきましょう。
現在形と現在進行形との違い
現在進行形と言えば「be動詞+〜ing」という形ですよね。現在形が普段のことに対し、現在進行形はまさに読んで字の如く「今していること」に使う時制です。
比べてみれば一目瞭然なのですが、
現在形
私は(普段)ギターを弾きます。
I play the guitar.
現在進行形
私は(今)ギターを弾いています。
I’m playing the guitar.
現在形
私は(普段)テレビを見ません。
I don’t watch TV.
現在進行形
私は(今)テレビを見ていません。
I’m not watching TV.
現在形
私は(普段)毎朝シャワーを浴びます。
I take a shower everyday.
現在進行形
私は(今)シャワーを浴びています。
I’m taking a shower.
いかがでしょうか。これでますます現在形が普段のことであるということがわかったかと思います!僕はいつか現在形を「普段形」と呼ぶ世の中になって欲しいと願っています(笑)
まとめ
繰り返しになりますが、現在形とは「過去も現在も未来も含めた普段のこと」を表す時制です。実は、かなり英会話が上級者レベルの方でも現在形と進行形の使い分けがごっちゃになっている人がいますので、再認識しておきましょう。
こちらが現在進行形についての記事になっているので、ぜひ読んでくださいね!