英会話トレーナーのBobです。普段は自分の経営する店舗やSkypeにて英会話レッスンをやりつつ、Twitterにて英会話に関する有益な情報を発信するよう努めてます。

 

今回は「英語を話せるようになるために文法学習は必要か」というトピックでお届けいたします。僕の個人的な英語文法学習についての考えを綴りたいと思います。

 

読むのが面倒な方は一番下の動画をご覧ください。

 

 

[中学校レベルの文法は基礎]

まず、英語を話せるようになるために英語文法の学習が絶対必要かと言われると、僕の意見は「No」です。なぜなら、僕たちは成長過程で文法を元に日本語を話せるようになったわけではないし、文法がいまいちわからない人でも英語が話せるようになった人を何人も知っているからです。

 

しかし、多くの英語学習者が「きちんとした英語を話せるようになりたい」と思っていることも知っています。そして、大人になってからであれば、いわゆるきちんとした英語を話すためには基礎文法の知識が大きな助けになると思います。実際に、僕が見てきた英語学習者の方達の中で、文法をある程度学習してきた方達のほとんどが確かに綺麗な文章で話しているからです。

 

僕は実は文法学習からは始めませんでした。英語が口から出てくるようになってからも英文法というものをあまりよく知りませんでした。なので当時話していた英語が文法的に正しかったのかどうかもわかりません。

 

中学校で習うような文法レベルの学習は後々やりましたが、そこで初めて「あぁ、そういうことだったのか」と理解しました。そして、「始めからこれをやっておけば良かった」と思ったのも事実です。ちなみに、イギリスに6年間住んでいたバイリンガルの友人も全く同じことを言ってました。

 

もしいまいち文章の組み立てがわからないと思っている人は、中学校で習うような英語文法程度は勉強し直して良いと思います。

 

 

[話せるようになりたい人の無限英文法ループ]

個人的に、英語を話せるようになりたいのであれば、文法の勉強をし続けるよりも、その知識を元にどんどん英語を聞いたり話したほうが効率的だと思います。実際に使わないと体に染み込まないからです。ゲームの説明書を読んだだけでは最初から上手にプレイ出来ないのと同じです。

 

しかし、英語をいざ話してみると、英文がうまく組み立てられない経験をたくさんするでしょう。文法を勉強しているのでわかっているはずなのに、話そうとするとうまく文章が組み立てられない現象が起きます。

 

ただそれは、知識が無いわけではなく、それを使えるようになっていないだけです。場数を踏んで、たくさん練習すれば次第に出来るようになっていきます。

 

ですが、こういった経験をする度に「文法が完璧にわかってないから文章が組み立てられないからだ」とか「文法学習が足りないからうまく話せないんだ」と勘違いをしてしまう人もいます。文法学習が足りてないのではなく、話す練習が足りてないのです。

 

そうすると「文法を完璧にしてからまた英会話に挑戦しよう」となり、また文法学習メインのスタイルになりがちです。もし英語を話せるようになるのが目標であれば、これを延々と繰り返すよりもどんどん英語を話すことに挑戦していったほうが効率的だと思います。

 

 

[僕らは正しい文法で日本語を話しているか]

そもそもなんですが、僕ら日本人は日本語を話す時に果たして正しい日本語文法ルールに則って話しているでしょうか?少なくとも僕の日本語は正しい文法からはかけ離れていると思いますが、ちゃんと人と日本語で会話できます。

 

文法ルールからは外れてるんだけど、自然に聞こえる言い回しというものがどの言語にもたくさんあるのかなと感じています。

 

これは文法的に正しいのか否かをいちいち考えてしまうとキリがないと思うのですが、実際にそういう人たちを何人も見てきました。せっかく英語を話すのを練習しに来たのに、大して重要でもないたった1つの文法に関して30分質問し続けた方もいました。

 

 

[ついでに文法を覚えていく]

前述した通り、僕は中学校で習うような基礎英語文法は学習しました。ですが、その後、文法をメインに学習し続けることはありませんでした。なぜなら僕の目標はテストで点数を取ることではなく「英語を話せるようになること」だったからです。ですが、文法を完全に無視しながら学習をしていたわけではありません。

 

僕の場合、英語で独り言練習をしている時や英語で書かれているものを読んでいる時に、文法的にわからないものが多々出てきますが、それをその都度ネットで調べて覚えていくスタイルです。

 

世の中にはわかりやすく例文を交えて教えてくれる親切なブログサイトがネット上にたくさんあります。今は基本的に英語で検索して、同じ文法に関しての質問にネイティブが英語で回答しているものを参考にしています。

 

Hi Native のようなサービスを使ってネイティブに聞いたり、ネイティブと英語で会話しているときにわからなかったことはすぐその場で聞きます。

 

いずれにしても文法だけにフォーカスせず、文法は何かのついでに学ぶという方法でした。

 

 

[最後に]

この記事では決して文法学習がダメだと言ってるわけではありません。むしろ、基礎的な文法をわかっていることは大事だと思います。

 

ですが、話せるようになるのが目的であれば、基礎文法の学習が終わってるのであれば一旦ストップして、独り言でもオンライ英会話でも英会話カフェでもなんでもいいので、どんどん英語を話してみると良いですよ!